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2010年07月15日

テニス肘

Bone Setting Studio WADA


テニス肘とは?


テニスをしていると、だんだんと肘に痛みが出てくるようになります。最初は少ししか痛くなかったのに、次第に痛みが強くなってきて、テニスをすると毎回痛みが出るようになります。

これをテニス肘といいます。

テニス肘の多くは、肘の外側部分の骨の周辺に痛みが発生します。肘の内側のほうが痛くなるケースもありますが、多くは外側に痛みが発生します。

肘の外側の骨には、指や手首をそらせる筋肉がついています。ラケットを強く握ったり、強いインパクトでボールを打ち返そうとすると、筋肉にダメージが入り骨・関節をぐいぐい引っ張るようになって、テニス肘へと移行します。

テニスにはフォアストロークとバックハンドストロークがありますが、多くはバックハンドを打ち込むことによって発生します。これはバックハンドを行う際、先ほどの筋肉・骨に強い衝撃が加わってしまうためです。

治療しないと、いつまでも残り続ける怪我の代表なので注意してください。
テニス肘の発生原因
テニス肘の原因として次のようなことがあげられます。

【練習量が多すぎ】
一日に2時間以上テニスをプレーしている人と、それ以下の人の場合、テニス肘の発生頻度が2倍以上高くなるという論文が発表されています。また、週に3回以上行う人はそれ以下の人よりも1.5倍も発生率が高くなるといわれています。

肘の痛みがひどい場合には、練習を控えるようにしてください。

【加齢】
テニス肘をよく発生させるのが40~50代の女性の方です。筋力も低下してきて体の柔軟性もなくなってしまう時期で、しかも一生懸命がんばってしまう方が多いので、テニス肘がよく発生します。主婦業などで腕を使い続けることによってさらに悪化していくので、注意しなければなりません。

【ウォーミングアップ&クーリングダウン不足】
どちらもしっかりと行わなければ、テニス肘になってしまう可能性が高くなります。特に、クーリングダウンを十分に行うことで、テニス肘の予防・回復を早めていきます。接骨院で教えるので、わからなかったら聞いてください。

【ラケットが合っていない】
初心者の方で、重たくてしかもストリングスのテンションをガチガチにして打っている方がいらっしゃいますが、大きな原因のひとつです。打ちやすいかもしれませんが、肘への影響は大きいです。

もし肘に少しでも違和感を感じたら、ラケットを変えてみたりテンションを少し下げるようにしてください。これだけでも、ずいぶんテニス肘は改善されます。

【レベル1】
痛みはあるけど、プレーに支障はない。

【レベル2】
テニスはできるけど、痛みによってプレーに支障が出る。

【レベル3】
痛みによってテニスができない。
日常生活に支障が発生する。

【レベル4】
すべてにおいて支障が発生する。

ここで気をつけてほしいのが、レベル1、レベル2の状態の患者さんです。治療をせずに放っておくと簡単にレベルアップしてしまう怪我なので、早い段階で治療することが大切です。放っておいてはいけません。

肘の怪我は、長くかかってしまうケースが多く、初期の段階で治療をしなかった方ほど、症状の慢性化・難治化となります。そうなる前に治療。

【電気治療】
肘の周りの筋肉を緩めて、肘への負担を軽くしていきます。

【RICE療法】
肘の周囲に炎症が発生している場合、炎症を止めないと周囲に症状が広がります。ですので、アイシングを行って炎症を最小限に食い止めていきます。冷たいですけど、我慢してください。

【超音波療法】
症状が強く、しぶとく痛みが残っている場合には、超音波療法を行います。

細かい振動で細胞を活性化させて、痛みを取り除いていきます。それと同時に、傷ついてしまった細胞自体を回復させて、健康な元通りの状態にしていきます。

症状が中程度~高度の方に最も適した療法です。
テニス肘とサポーター
テニス肘の治療で最も重要なのがサポーターやテーピングによる固定です。
患部を固定し、プレーの負担を軽減します。

痛みが引いた後でも、プレー後はしばらくの間アイシングをするように心がけましょう。

             ^-^

和田接骨院にはお年寄りからプロスポーツ選手までたくさんの患者様が来院しております。
皆様の「痛み」というお悩みを少しでも解消し、お役に立てるよう心がけております。
「痛み」でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談いただけると幸いです。

   
Bone Setting Studio WADA
  


Posted by 和田接骨院 at 15:40Comments(0)テニス肘